2024年3月1日
この季節になると避けては通れないのが「花粉」です。
今年の花粉は前年度に比べて飛散が早く、60%から180%も花粉量が増しているそうです。
アレルギー性結膜炎で多くの患者さんを悩ませるのが眼の痒みです。
また、充血・目脂・まぶたの裏のぶつぶつができるなどといった症状が出ます。
痒くて目を擦ってしまうと症状が悪化し、結膜や角膜に傷がついてゴロゴロしたり霞んだりすることもあります。
症状の発生を抑えるために眼鏡などを着用して花粉が入らないようにしたり、室内の環境を整えて花粉を取り除くなどのセルフケアをしましょう。
治療期間中は痒みがあるときだけでなく、症状がないときでも用法通りに点眼を続けることが大切と言われています。
春頃になると今よりもっと花粉量が増していきます。
症状が出たら我慢はせずに、眼科を受診してみてください。